この間友達にベトナムコーヒーをもらいました。
とってもおいしかったです!
ベトナムのコーヒーはその特徴的な淹れ方や、変わった飲み方で世界的に有名なんですよ!
なんか動物のフンから作られるコーヒーがあるって聞いたことがあるような…
卵を入れたコーヒーなんていうのもあるんですよ。
たまごぉぉぉ?!
今回はベトナムコーヒーについて一緒に見て行きましょうね!
ベトナムコーヒーの起源
ベトナムコーヒーの起源は19世紀にあるとされています。
1882年から実質的にフランスの植民地となっていたベトナムは、文化や食など生活のいたるところにおいて徹底した同化を強いられていました。
その流れの中で流入してきたのがコーヒーです。
独立後もコーヒー文化は根強く残り、徐々に変化しながら現在のベトナム独自のコーヒー文化が成立しました。
ベトナム語でコーヒーのことを「Cà phê(カー フェー)」と言います。
日本語とも英語とも似ているね。
万国共通なのかな。
ベトナムはコーヒー豆輸出大国!
ベトナムは2020年現在、ブラジルに次ぐ世界第2位のコーヒー豆輸出大国です。
そのベトナムも1991年にはコーヒー豆輸出シェアは1%しかありませんでした。
現在では25%ほどのシェアがあります。
また、ロブスタ種に限ると全世界の輸出シェアの30%以上をベトナム産が占めており、これは世界一の規模です。
財務省のデータによると、2020年1~7月に日本が輸入したコーヒー豆はベトナムからの輸入が最も多かったようです。
ベトナムコーヒーの種類
ベトナムには様々な種類のコーヒーが存在します。
その中でも特にポピュラーなものをいくつか紹介していきます。
ロブスタ
酸味が弱く、強い香りがあるのが特徴的なコーヒーです。
また、カフェイン値が高いため、疲労の回復や眠気覚ましにはもってこいです。
ベトナムの中央高地の気候と土壌に非常に適した品種であり、中央高地での生産量がベトナムの総生産量の90〜95%にまでのぼります。
世界でに流通しているロブスタの3分の1はベトナム産です。
【ロブスタ 340g 780円 】
クリ
ロブスタの木には通常の実のほかに、少し丸みを帯びた実が成ります。
これがクリ豆です。
ロブスタの木に成るコーヒー豆の5~10%しかないとされているクリ豆を挽いて作るコーヒーは、深いコクと苦みが特徴的です。
アイスコーヒーに非常に適しています。
【クリロブスタ 200g 1760円】
アラビカ
標高600m以上で栽培されたやや長めの豆を使ったコーヒーの一種です。
酸味が強く、一瞬レモンを食べたときのような感覚に陥りますが、徐々に苦みと深いコクが伝わってくるのが特徴です。
【アラビカ豆 200g 1300円】
【ロブスタ・アラビカ ブレンド 340g 1300円】
モカ
モカはアラビカの一種です。
ベトナムでモカは非常に珍しいコーヒーであり、他のコーヒーと比較すると値段は若干高めです。
モカの実は他の品種よりもはるかに大きいところにその特徴があります。
少し酸味があり、非常に香ばしい香りが印象的なコーヒーです。
【モカ・ロブスタ・クリ ブレンド 200g 1760円】
コピ・ルアク(ジャコウネコの糞コーヒー)
コピ・ルアクとはインドネシアが起源のコーヒー豆です。
ジャコウネコというイタチのような見た目の動物が排泄した糞の中から、コーヒーの実のみを取り出して焙煎します。
ジャコウネコの体内で自然発酵することによって、独特の香りと風味のあるコーヒー豆に仕上がります。
【コピ・ルアク 130g 4469円】
ちなみに、リッツカールトンのような超高級ホテルで飲むコピ・ルアクは5000円~7000円ほどします。
ぎょええええ~
でも、1回は飲んでみたいなぁ。
それだけの価値がある味だってことですよ!
きっと忘れられない経験になりますから1度飲んでみてください(^^)/
コンソック(リスの糞コーヒー)
ベトナムではリスの糞から抽出したコーヒーのみを焙煎した、コンソックコーヒーも非常にポピュラーです。
コンソックもジャコウネコ同様体内で自然発酵されたコーヒーの実を焙煎して作るコーヒーなので、独特の香りと風味があります。
コピ・ルアクの飲み比べも楽しいかもしれませんね。
【コンソック 250g 1172円】
ネットショッピングでベトナム気分が味わえるなんて最高だね!
値段もリーズナブルですし、一人でも多くの日本人に楽しんでもらいたいです(^^♪
でもやっぱりベトナムで飲むコーヒーが一番おいしいんだろうなぁ。
ベトナムで人気のコーヒーチェーンもいくつかチェックしておきましょうか!
人気のベトナムコーヒーチェーン
ベトナムにはいたるところに小さなカフェや喫茶店があり、気軽にコーヒーを楽しむことが出来ます。
そんな中で長年多くのベトナム人から支持を集めている人気のコーヒーチェーンを3つご紹介します。
HIGHLANDS COFFEE(ハイランズコーヒー)
ベトナム全土に200店舗以上を展開する大手コーヒーチェーンです。
コーヒーだけに限らず紅茶やソフトドリンクまで幅広い品揃えが売りです。
レジ前で売っているケーキも絶品で、コーヒーと最高の組み合わせです。
TRUNG NGUYEN COFFEE(チュングエンコーヒー)
チュングエンコーヒーはベトナムのコーヒーチェーンの中でも歴史がとても長いお店です。
チュングエンコーヒーは国内外からの来賓への寄贈品としてもしばしば重宝されています。
また、ベトナム航空で飲めるコーヒーもチュングエンコーヒーです。
THE COFFEE HOUSE(ザ・コーヒーハウス)
おしゃれな外観で多くの若者から支持を集めているお店です。
大型ショッピングモールの中にも小さな店舗があり、ちょっと一息つきたいときには最適です。
コーヒーの味もさることながら、その他クッキーやケーキなどのお菓子類が豊富なところも魅力です。
ベトナムコーヒーの淹れ方
ベトナムコーヒーの淹れ方は日本の一般的な方法と若干異なります。
特にそう感じるのは、ベトナム独自の特殊なドリッパーを使用するからです。
このベトナム独自のドリッパーを「カフェフィン」といいます。
カフェフィンは上の写真ように本体、フィルター、中蓋、上蓋の4つの部分でできています。
大まかな手順は以下の通りです。
ハイランズコーヒーのYouTube公式チャンネルが分かりやすい動画をあげていましたので、こちらを参考にしていただければと思います↓
上の動画で出てきたカフェフィンはアマゾン、楽天市場などのネットショッピングで購入が可能です。
価格もリーズナブルで何度でも使えるので、一つ買っておくと便利です。
【カフェフィン ハイランズコーヒー製】
ベトナムのちょっと変わったコーヒーの飲み方
ベトナムには日本ではなかなか見かけないコーヒーの飲み方がいくつかあります。
その中でも特に興味深いものをピックアップしてご紹介したいと思います。
練乳コーヒー(Cà phê sữa đá)
練乳コーヒーはその名の通り、アイスコーヒーに練乳を入れた飲み物です。
ベトナムでは非常にポピュラーで、どのカフェにも売っています。
苦いのが苦手な方やコーヒーを飲んだことのない方でも、甘くてすいすい飲めますのでおすすめです。
練乳とコーヒーさえあれば自宅で手軽に作れそうだね。
エッグコーヒー(Cà phê trứng)
エッグコーヒーはコーヒーの上に練乳と卵黄を混ぜた甘いソースを乗せてのむ、ベトナム独自のコーヒーです。
ふわふわのソースの甘さとコーヒーの苦さが絶妙にマッチする一品です。
ヨーグルトコーヒー(Cà phê sữa chua)
ハノイ発祥の飲み方です。
ヨーグルトの酸味がコーヒーと絶妙にマッチする一品です。
軽い朝食にもおすすめです。
ベトナムコーヒーって日本にいても十分に楽しめるんですね!
そうです!
最近は日本に多くのベトナムカフェや飲食店が出来ましたし、これからもっと増えていくと思いますよ。
今度はAmazonでベトナムコーヒーと練乳を買って「エッグコーヒー」にチャレンジしてみたいと思います!
うまくいったら私にも作ってください(^^)/
ぜひ!
コメント